完璧主義をやめないと残業は減らせない件について

完璧主義をやめないと残業は減らせない
こんにちは、残業の妖精です。
「完璧な資料を出したい!」
「このグラフの色合い、ちょっと気になる…」
「フォントがMS明朝か游明朝かで魂が揺れる…」
…そんなあなたは夜の警備員さんとズッ友だと思われています。さっき確認しました。
仕事はまずスピード感!
ビジネスは「早い者勝ちゲー」です。
100点を3日後に出すより、50点を今日出して直す方が価値がある。
なぜなら、顧客も上司も「完璧」を望んでるわけじゃなくて、
「方向性が合ってるか」を早く知りたいだけだからです。
つまり、完璧を目指すあまり遅くなるのは——
ただの自己満足筋トレ。(しかも無酸素運動)
3〜5割の精度でいい
3〜5割でまず出す。これは手抜きじゃなくて戦略的手抜きです。
「え、そんな雑でいいの?」と思うかもしれませんが、むしろ3割〜5割の精度でサクッと出した方が、上司やチームからのフィードバックも早くもらえるんです。
完璧を目指してひとりでこもるより、半分の出来で出して直した方が圧倒的に効率的。
- 3割:とりあえず形にする
- 5割:それっぽく見せる
- 7割:なぜか上司に「もうこれでいいじゃん」と言われる
残業が減らない人は、10割を目指して深夜まで頑張りがち。
でも現実は「3割~5割提出 → 修正して8割」みたいな方が、効率も精度も高いんです。
0割で方向性チェックが最強
実はもっと大事なのが0割共有すること。
そもそも方向を間違えてたら、どれだけ美しいパワポを作っても「これじゃない」って言われて全部ボツ。
なので、まずは「0割」でいいんです。
タイトルと骨子だけ見せて「こういう方向で行きますけどOKですか?」って聞くだけで、8時間の無駄が消えます。
方向性を間違えた100点は、上司から見れば——
**「めちゃくちゃ頑張ってるけど、マラソン大会で反対向きに全力疾走」**みたいな存在です。
チームの成果 > 自分のこだわり
完璧主義は「自分のプライド」を守るためにやりがちですが、ビジネスで大事なのはチームとしての成果です。
3割の試作品を出すことで、周囲の知恵を借りて一気に80点まで上げられることもある。
逆に、自分ひとりでこだわり抜いた100点は、だいたい孤独に消えていきます(経験者は語る)。
定時で帰るのも成果のひとつ
「定時で帰る人=サボり」じゃありません。
「定時で帰る人=効率よく成果を出せる人」です。
翌日のパフォーマンスも考えたら、残業してでも完璧を目指すのはコスパ最悪の投資。
むしろ「今日はこれくらいで切り上げよう」が、最高のビジネススキルかもしれません。
まとめ
- スピード感を持つ
- 3〜5割でまず出す
- 0割で方向性を確認する
- チームで成果を作る
- 定時で帰るのも立派な成果
残業を減らす一番のコツは「完璧を目指さないこと」。
明日のあなたのために、今日から**“完璧教”を退会**してみませんか?