洗い物を減らすために、調理器具ごと減らした話(ミニマルキッチン)
こんにちは、料理もできないぶんけです。
突然ですが、みなさんに懺悔します。 世の中の「丁寧な暮らし」系ブロガーたちが、おしゃれなル・クルーゼの鍋で無水カレーを作り、色とりどりの小鉢を並べているのを見て、私はかつてこう思っていました。
「…いや、洗い物多すぎて白目剥くわ」と。
そう、私は元々料理が絶望的に得意ではありません。絶望を通り越して料理をできない未来に希望すら持っております。 今回は、そんなズボラな私が「洗い物をこの世から消し去りたい」一心で、調理器具どころか「キッチンそのもの」を大削減した、ちょっぴり極端なミニマルキッチン計画のお話です。
1. 料理下手に「完備されたキッチン」は宝の持ち腐れである
よく「形から入る」と言いますが、料理苦手勢がキッチン用品をフルコンプするとどうなるか、私にはわかりきっていました。
- 多機能な便利スライサー(年1回しか使わない)
- 用途別のオシャレな包丁セット(結局三徳包丁しか使わない)
- サイズ違いのボウルとザル(シンクを占領するだけのデカいプラゴミと化す)
使いこなせない道具に囲まれても、待っているのは「見るだけで MP が削られる洗われない食器の山」だけ。 道具を揃えたって、料理の腕が自動でレベルアップするわけじゃないんですよね。悲しいかな。
2. 逃げ道をなくせ!実家の離れを「あえて狭く」改築
そんな私が、実家の離れを改築して暮らすことになったとき、ある「天才的(?)な暴挙」に出ました。
リフォーム業者さんに放った注文がこちら。 「コンロは1つ、シンクはミニサイズでお願いします」
業者さんも一瞬フリーズしていましたね。「え?一人暮らし用のワンルームですか?」と。いいえ、アラサー夫婦のガチ住居です。
あえてキッチンを物理的に狭くすることで、「料理を頑張らなきゃいけないプレッシャー」から環境ごと逃げ切ることに成功したのです。
ちなみに風呂場も浴槽無くしてシャワールームのみにしたのは別の話。
3. 鍋1つ、フライパン1つで地球上の9割の料理は作れる(異論は認める)
コンロが1つでシンクも小ぶりとなれば、置けるアイテムの用途は自然と限られてきます。 現在、我が家の精鋭メンバーがこちら。
- 深型のフライパン 1個(焼く、炒める、煮る、茹でるをすべて兼任)
- 小さめの片手鍋 1個(味噌汁、スープ、レトルト温め用)
以上です。 これ、やってみて気づいたんですが、ほぼ全ての料理がこれで賄えます。
【ズボラ豆知識】 パスタを茹でるのも深型フライパンでOK。ワンパンパスタのレシピを極めれば、お湯を捨てるザルすら必要ありません。地球に優しいね!(洗剤的な意味で)
アイテムが洗練された結果、「どの鍋を使おうかな?」と迷う無駄な脳のキャパも1ミリも使わなくなりました。
4. 洗い物は「食洗機という名のブラックホール」へ丸投げ
「でも、毎回洗うの面倒じゃない?」と思いますよね。 ふふふ、我が家には最終兵器がいます。「コンパクト食洗機」です。
シンクは小さくても、食洗機を置くスペースだけは死守しました。 我が家は調理器具がそもそも少ないので、以下のアイテムが毎回収まる仕様になっています。
- 使ったフライパン(または鍋)
- お皿とコップ
- お箸
一発で全部収まります。シンクに何も残りません。完全勝利です。
世の中の「食洗機を買ったけど、入り切らない大物だけ手洗いしてる」という本末転倒な悩みを、私は「調理器具自体を小さくする」ことで力技で解決しました。
パナソニック 食器洗い洗浄機 スリムサイズ スチールグレー NP-TSK1-H
5. 【結論】キッチンを狭くして、後悔はあったのか?
1ミリの後悔もありません。控えめに言って大満足です。
- メリット1: 洗い物のプレッシャーがゼロ(食洗機ボタンを押すだけ)
- メリット2: キッチン掃除が30秒で終わる(狭いから)
- メリット3: 余計な調味料や調理器具を買わなくなる(置けないから)
強いてデメリットをあげるとすると、料理の幅が広がらないということでしょうか?現時点の私にはそこに時間を割こうと思っていないためデメリットにはなっておらず、何なら母屋には栄養士の母と姉が整備したちゃんとしたキッチンや料理器具があるので本格的な料理をしたい時はそちらを利用します。(今のところその予定は発生しなさそう。)
もしあなたが「料理苦手だし、片付けも大嫌い…」と悩んでいるなら、いっそキッチンのポテンシャルを限界まで下げてみるのはいかがでしょうか?
「できないことは、環境のせいにしてシステム化する」 これぞ、ズボラが生き残るための最強のミニマリズムです!
おわり。
